東日本大震災を〈考える〉ナースの会

震災について〈考える〉場をつくりました。 仙台で/仙台から、始めます。

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設立趣意書  

 看護職は、災害時にどれだけ専門性を発揮できるかが問われる職業です。
しかし、今回の震災は支援者としての役割を担う看護職の多くが被災したことや、かつて経験したことのない複合型の大規模災害であったことから、私たち看護職は限られた時間の中で重要な決断を迫られたり、様々な葛藤や倫理的問題に直面せざるを得ない状況に投げ込まれてしまいました。
 例えば、看護職としての責務と家族のどちらを優先するのかという〈ジレンマ〉に立たされた者、看護職としての職務を果たせなかったという〈負い目〉を抱く者、〈支援〉に行ったものの何もできずに〈無力感〉を募らせた者など、1人ひとりが抱えている問題はともすれば看護職としての今後の人生に大きな爪痕を残す恐れがあるものばかりです。
 震災からすでに10か月以上が経過し、すでに通常業務に戻っている病院もあれば、ぎりぎりの人数で何とかやりくりをしているところもあります。時間の経過とともに、過去の自分の判断を問い直す者もいれば、震災体験を話題にすることさえ憚られるという状況の中で働き続けている方もいるでしょう。復旧の〈温度差〉は被災の程度や個人の体験により様々です。そして、こうした温度差は時間の経過とともに今後さらに拡大していくことも考えられます。
 そこで、こうした問題をそのまま〈あたかも何事もなかったかのように〉風化させたり、看護職1人ひとりがうやむやのまま抱え込むこととで終わらせてしまうのではなく、〈対話〉という行為を通じて震災という出来事を〈共有〉し、看護師1人ひとりが自分の力で〈考えていく場〉が必要ではないかと考えました。
 職場の役割関係や組織の垣根を越えた〈個人〉としての看護職同士をつなぐ場となることを目指しています。ぜひ多くの方のご協力ご参加をお待ちしております。 

                                   発起人 近田真美子(東北福祉大学)          
                                         鳴海幸(キャンナス仙台中央代表)   
                                                   
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Posted on 2011/12/28 Wed. 15:50 [edit]

category: ◆ この会について

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